高齢の親に会うべきか迷いました… 

「あら~、あんた、これスゴイじゃな~い!」
母は、そう声をあげました。(笑)
それは、なぜかというと…、

“Stay Home” の週末、

いかがお過ごしでしたか?

私は、

会いに行くべきか、どうか迷った挙句、

自転車で15分程度の距離に住んでいる、

一人暮らしの母に会いに行ってきました。

こういった時期だし、

万が一、自分が無症状でも
感染していたらとんでもないことになる…。

そう迷ったんですが、会いに行ってきました。

母は80歳で、一人暮らし。

コロナ自粛の前までは、

毎日のように、体操教室やら歌の教室、

お散歩サークルなどなど…、

近所の友だちと交流を図っていて
楽しそうに過ごしていたんです。

それが、コロナの影響で、

イベント、外出自粛のあおりを受けて、

いま人との交流といえば、
ぼくと妹からの電話だけ。

こんな状況になれば、

そりゃ、やっぱり、

口にこそ出さないけど、さぞ、寂しかろう…。

さぞ、心細いだろう…

そう思って、会いに行ってきました。

そして、

年明けに買い替えたスマホ、

らくらくホンに
LINEのアプリをインストールして、

テレビ電話の操作方法を教えてきたんです。

人生初のテレビ電話を体験した母は、

「あら~、あんた、これスゴイじゃな~い!」

と少し興奮気味に声を出しました。

これで、

これからは、母とテレビ電話で

お互いの表情を見ながら繋がれる。

妹からの電話では、

母は、かわいい甥の顔も見ながら
通話ができる。

そう思うと、

ほんの少しですが、“ほっ”としました!

はいっ!

それでは、 今日の学びです。

今日の学びのポイントは…、

ぼくの本の P112の項目でも
お伝えしていますが、

稼げる講師は、

受講者のちょっとした変化に気を配る!

ってことです。

毎晩、母に電話しているぼくは、

その日の母の行動に耳を傾けています。

本当に、

毎日、毎日、一人でお散歩に出掛けて、

「今日は、8,000歩。」

「今日は、1万歩、歩いたわよ。」

などと、ぼくに元気な声で報告してくれる母に、

とても感謝しています。

でも、時折、

「もう歩くところが無くなってきたわよ…」

「同じようなところばかり歩くようだから、
 飽きちゃうわよ…」

などと言っていることを
聞き逃す訳にはいきません。

一見、何でも無さそうなことですが、

何かのサインだったりする可能性が
あるからです。

母たちの世代は、ぼくたち以上に、

人とのコミュニケーションを
リアルで取ってきています。

というか、コミュニケーションといえば、

直接、人と会って話すこと。

そう思っていても不思議はありません。

そんな高齢の母は、

きっと、ぼくたち以上に
人恋しくなっているに違いない。

きっと、人と繋がりたいと
思っているに違いない。

そう思うんです。

そして、

こういった感覚をもてるかどうかは、

講師には、とても重要なことなんです!

なぜなら…、

受講者、聞き手の様子を耳で感じ、

そして目でも感じる。

その感じたことを仮説として、

自らのフィードバックに活かす!

それによって、受講者、聞き手に、

より質の高い学びを提供することが
出来るようになるからです。

これまでの日常には無かった、

新しい刺激を得た母の笑顔は、

これまで以上に、自然に感じられました。。。

リアル講師、オンライン講師どちらにしても、

受講者を観察する能力。

そして、そこから何かを感じ取り、活かす能力。

しっかり磨いていきましょう!

では。。。

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