教える講師、学べる講師どこが違うか?

こんにちは。
五十嵐です。

今日も、
リアル研修で登壇。

このメールは、

あなたの仕事が
感謝あふれる最高のものとなるように、
思いを込めて書きます。

さて、本題です。

人は、なぜバッシングするんでしょう?

時に、人を自殺にまで追い込みます。
本当に悲しいことです。

人は、

自分にとって何か不快なことがあると、
正しさで裁こうとする。

私も自分の胸に手を当てると、
反省することが多々あります。

実は、つい最近も…。

でも、

本当に正しいことって何なんでしょう?

そして、

正しさをぶつけたら、
人は変わるのでしょうか?

おそらく、変わらないでしょう…。

なぜなら、

人が取る行動は、
その裏側に何か満たしたいことがあるから、
その行動をしているからです。

逆に、

何かが満たされていないから
満たそうと思って行動しているともいえます。

講師は、

一旦、壇上に上がった以上、
受講者が満たしたいと思っている気持ちを
知ることが、とても重要です。

実は、

今日の研修での出来事ですが、

ある受講者から、
研修終了後に、仕事のお悩み相談を受けました。

研修中、受講者から相談を受けることは、
よくあることなので、

それ自体は、
ここに書くほどのことではないのですが、

その人の話をじっくり聞くこと10分。
最後は、明るい表情に変わって帰っていきました。

そして、

夜中に、会社の代表アドレス宛に、
以下のようなお礼のメールを送って下さいました。

~ ~ ~ 以下、一部抜粋 ~ ~ ~

(前略)

最後に、

失礼を承知で率直に申しますと私は、

ビジネス書や啓発書の類は
好きではないこともあって、

今回の研修もそれほど期待しておりませんでした。

思った以上の気づきを与えていただき感謝します。

同時に、実は研修内容よりも、

アクシデンタルでフレキシブルな
状況・進行を調整しながら、

時間ぴったりに研修をマネジメントされた

プロ意識が最も印象深かったことを申し添えます。

では、失礼します。

~ ~ ~ ここまで ~ ~ ~

私は、

今回、特に答えらしいことは、

何も伝えていません…。

にも関わらず、

研修終了後、

おそらく職場に戻って仕事をして、

23時過ぎに、このメールを書いて下さった。

人は何かが満たされていないからこそ、
それを満たそうとして、
何かの行動を取るのではないでしょうか?

たとえば…、

受講者がやる気のない態度を取ったり、
お悩み相談をしにきたり…。

講師という仕事は、
単に、何かを教える存在ではありません。

人をつくる存在です。

そして、

人は、本当の気持ちを表現できない生き物。

大切にされたいのに、
されていないと感じて、
悩みや文句を言ったとしても、

「なんでもっと私を大切にしないんだ!」

とはいいません。

違う表現をしてきます。

その多くは、

「このやり方は正しくない」

といった表現。

正しさを伝えてきます。

私が講師として
大切にしていることの1つに、

「共感力」

があります。

相手の気持ちに寄り添ってみる。

そうすると、
一方的な正しさでは見れないことがあります。

明日は、

個人セッションと
私が主宰する講座の日。

素晴らしい受講者の皆さんと学び合い、
この世に人をつくる存在を増やしていきます。

講師の仕事って、
本当に素晴らしい仕事ですね!

私は、この仕事が大好きです!

応援してます。
お互い頑張りましょう!

では!

追伸、現在、講師養成講座の
新規募集はしておりません。
私自身、登壇機会、その他で忙しくて、
時間が足らない状況なのです…。
お待ちいただいている方には、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、
少しでも落ち着くメドが付きましたら、
またこのメルマガでもご案内いたします。
それまで、引き続き、このメルマガを
読み続けていただけたらと思います。

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