ガムを噛んでいる受講者がいたら…

こんにちは。
五十嵐です。

このメールは、

あなたの仕事が
笑顔と感謝であふれる
最高の仕事になることを
願ってお届けてしています。

さて、本題です。

突然ですが、

もし、あなたが講師をしていて、
講義中にガムを噛んでいる
受講者がいたらどうしますか?

注意しますか?

それとも、

何事もなかったかのように
見過ごしますか?

実は、この話、

以前、

月刊致知という
雑誌を読んでいて、
目にした記事なんです。

その概要は…、

とある定時制夜間高校の
先生のお話。

授業中、ある生徒が
ガムを噛んでいたそうなんです。

先生が注意すると、

「うるせえ、俺は疲れてるの!」

そう言って、

ガムを噛むことをやめません。

先生は、

その生徒の言動が気になって、

日ごろ、

どんな仕事をしているのか見学に行き、
一緒に働いたりしたそうです。

先生がやってみて分かったのが、

この生徒のしている仕事は、

肉体的にも精神的にも、
かなり、きついものだということ。

実際、

先生は、その仕事をした後、
夜間学校の授業に登壇すると、

授業中、
ものすごい睡魔が襲ってきて、
危うく、自分が寝てしまいそうだったそうです。

すると、

授業中にガムを噛んでいた生徒が、
先生にそっとガムを渡してくれ、

先生は、そのガムのおかげで、

襲ってきた睡魔に負けずに、
最後まで授業が出来たそうです。

講義中にガムを噛んでいる…。

そんな光景を目の当たりにすると、

多くの場合、

つい、失礼な態度をしているとか、

常識を知らない人だと思ってしまう
のではないでしょうか。

実際、

頭では分かっていても、

なかなか冷静に、

「なぜ、ガムを噛んでいるのか?」

という視点では、
見れないものですよね。

この記事を読んで私は、

人は、多くの場合、

関わる人のことを
一面からしか見ていない。

自分の都合のいいように、
解釈、判断してしまいがちだと。

講師は、

色んな背景を持っている人たちと、
研修、セミナーの場で
仕事を共にします。

だからこそ、

自分は、
相手のことは何も知らない…

そういった前提に立って、
関わっていきたいものですね。

そうすることによって、

相手のことを
より深く理解し、

より良い関係を構築し、
より良い仕事が出来ていくものなんだと。

今日も、

このメルマガを
読んでいただき、ありがとうございます。

ウィズコロナも
なかなか大変ですが、

お互い、体に気をつけて
頑張っていきましょう!

では、良い週末を!

追伸、
今週は、お客様の強い希望で出張研修をしていました。
お客様の安全、安心のため、移動前にPCR検査を受け、
陰性の証明書を持参しての登壇でした。

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