倍速文化が、●●症候群をつくる!?

こんばんは。
五十嵐です。

リアル研修、
だいぶ増えましたね。

相変わらず、

リアル研修前は、
PCR検査で陰性確認を
徹底しているので、

出張が増えてくると、

本当に、
時間のやり繰りが大変です…。(笑)

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オンライン研修にも通じる講師の基本書。

『稼げる講師、稼げない講師どこが違うか』
(あさ出版・1,650円)

http://www.ill-career.co.jp/16312499859044

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さて、本題です。

今回は、

「倍速文化が、●●症候群をつくる!?」

というテーマでお届けします。

このコロナ禍で、
e-ラーニングなどの動画視聴に
すっかり慣れた受講者の中には、

戻ってきた
集合研修において、

講師の話すスピードが、
遅く感じてまどろっこしい。
イライラする…。

そんな感想を
持っている受講者が
一定数出てきているようです。

この傾向は、

プライベートでも
Youtubeなどの動画を
好んで視聴している方、

特に、
Z世代に多いようです。

ご存知の通り、

多くの動画は、
視聴スピードの調整が可能です。

よほど、

内容に興味があって、
じっくり見たい、
聴きたいと思う動画以外は、

2倍速などで、
聞き流す人が多いものです。

実は、

私も時間がない時などに、
情報のインプットをする時は、
倍速にして聞いたりしています…。(笑)

なので、

一概に、
悪いこととは
思っていないのですが、

実は、

動画慣れした
若手のコミュニケーションスタイルの
デフォルトが、

早口になってはしまわないかな、
ということを危惧しています。

早口を理解し合える人との
コミュニケーションでは問題ありませんが、

そうではない人との間では、
かえって仕事が進まなくなったり、
トラブルのもとになったりする可能性すらあります。

さらに、

Z世代の価値観の1つとも
言われている

“タイパ” を意識し過ぎることによって、
いつしか燃え尽きてしまう…。

※タイパとは、
かけた時間に対する満足度のこと。

そんなことに
ならなければ良いな…。

そう思っています。

このコロナ禍、
米国では社会問題にすらなっている

若手社員の
バーンアウト(燃え尽き)症候群。

日本においても、
あながち的外れな
課題ではないと思っています。

忙しい現代社会においては、
効率という観点は必要です。

ただ、一方で、

あまりにも行き過ぎた効率追求は、
心から余裕、ゆとりを奪い、

自分に対しても、周囲に対しても、
寛容さを失ってしまうことがあるものです。

それがギスギスした
職場の人間関係へと繋がり、

結果、
仕事の成果が上がらない。

そんなことになったら、
本末転倒ですよね…。

講師として、
頭の片隅に入れておきたいことの
1つじゃないかなと思っています。

では、良い週末を!

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