お彼岸の意味、知ってますか? 

こんばんは。

人づくりアーティストの
五十嵐です。

3連休が続いておりますが、
いかがお過ごしでしょうか?

私は、

先の3連休は、
お墓参りと母を食事に。

今日からの3連休は、
USJと京都に旅行に来ています。

コロナ禍、
都外への観光旅行は、
これまで自粛しておりましたが、
解禁しました。

非日常に触れて、
リフレッシュしますね!

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

人前で話す機会が増えたら読んで欲しい、
講師の基本書。

『稼げる講師、稼げない講師どこが違うか』
(あさ出版・1,650円)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

さて、本題です。

今回は、

「お彼岸の意味、知ってますか?」

というテーマでお届けします。

実は、

先週、日曜日から、
お寺で座禅会が再開されました。

早速、

※「調身・調息・調心」

※身(姿勢)が整うと、息(呼吸)が整って、心が整う。

そんなことを
意識して坐ってきたのですが、

これが、
相変わらず難しい…。

つい、知らぬ間に、

モンキーマインドになって、
色んなことを考えてしまいます…(笑)

そんな座禅会の後は、

いつも和尚さんの法話を聞いて
帰ってくるのですが、

今回の法話の中で、
「彼岸」のお話をいただいたので、

その内容を、
一部シェアしたいと思います。

「彼岸」とは、「彼の岸」

つまり、
向こう岸のことで、

仏様のみの教えに導かれて、
安らかな生活を送ることが
できる世界をいうそうです。

それに対して、

こちら側の岸「此岸(しがん)」は、

迷いと苦しみに満ちた
私たちが今生きている世界をいいます。

苦しみに満ちたこの世界「此岸」から、
仏様のみの教えに導かれて生きる
安らぎの世界「彼岸」に渡ることを心に誓い、

そのために、
日々の生活の中で、

仏様が示された
次の六つの実践徳目を実行する。

それが行事としての
お彼岸の意味なんだそうです。

1,布施
物でも心でも行いでも、喜んで与える

2,持戒
真実の道を歩むために、規律をしっかりと守って生きる

3,忍辱
苦しみや悲しみに出会っても、時移り、
やがて平穏な日々があることを信じて耐え忍ぶ。

4,精進
今いっときの尊い命を本当に生かすよう
何事にも怠らず励む。

5,禅定
どんな時でも深く考え、決して心を乱さない。

6,智慧
仏様のみ教えを学び、それをよりどころにして正しく考え、判断する。

この6つのことを、
六波羅蜜といい、

波羅蜜とは、
「幸せに生きるための実践徳目」

という意味です。

私たちは、
生まれた瞬間から、

迷いと苦しみに満ちた
世界に生きていて、

だからこそ、

苦しいのは、
当然のことなのだそうです。

そして、

実は、

何もなかったら
つまらない。

苦しみがあるからこそ、
面白いのだそうです。

言われてみれば、

「なるほどな…」

そう思えるのですが、

やっぱり、
苦しみは少ない方がいい…。

そう思ってしまうのは、
私だけでしょうか?(笑)

頭がいい。
性格がいい。
お金持ちだ。
家柄がいい。
容姿端麗だ。
友だちが多い。
人望がある。
仕事ができる。
とんとん拍子に出世する。
子どもが優秀だ。
モテる…(笑)

たとえ、

どんなに幸せそうに見える人でも、
悩みのない人はいないようです。

みんなどこかで、

悩みや辛さ、
不安や不幸の種を
抱えながら生きているとのこと。

それでも、

「ああ、幸せだな…」

そう感じる瞬間、

幸せを感じる心があれば、
それでいいのだと。

それが、

「幸せの本体」

なのだと。

お彼岸とは、

単に、
お墓参りに行くこと
では無いんですよね。

お墓の前で
両手を合わせ、
頭を下げることで、

幸せを感じ、
謙虚さを取り戻し、

六波羅蜜を
実行することを
思い出す行事なのです。

六波羅蜜が
日々の中で実行されていれば、

おのずと
幸せを感じる心が
大きく育まれていくのでしょう。

お彼岸の意味を
受け取って、

幸せの本体を感じて、
過ごしたいと思います。

あなたにとって、
幸せを感じる
3連休となることを願います…。

では!

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